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大学院特別講義五周目

 大学院特別講義五週目(5/18)、外部講師として株式会社タピエ代表の玉井恵里子さんに講義をしていただいた。

 

 玉井さんの講義はタピエでご自身が実践している手法の説明もあったが、実際に行われてきたプロジェクトをどういったプロセスで展開してきたかなどの具体例を多く紹介していただき、よりリアリティのある講義でとても勉強になった。もともとデザイン系の大学出身ではない玉井さんが普段の生活で取り入れている手法、それが目視力だという。目視力とは物事をネットではなく直接目で見て覚える、判断する。これを繰り返すことで日常の生活の中で物事を頭の中にストック、このストックを仕事の際に使う。こうすることである仕事に着手する際、そこから調査を始めなくてもストックから情報やアイディアを引き出せるのだという。自分の五感をフル活用し、現場主義を強く推して仕事を行なっている。玉井さんの作品群はコンセプトや地域に寄り添った作品であるように感じた。

 

この講義の中で強く感じたのは自分の感性、五感、目視力を日々鍛えていかなければならないということだ。ネットが発達した現代では情報を得るのにそう多く時間はかからない。しかし自分で足を運んでみることとは得られるトータルの情報量が桁違いに少ないだろう。将来自分がどういった分野で仕事をしているかはまだわからない。しかし目視力を鍛えていくことはどの分野の仕事にも必要なことなのだろうと思う。

 他にも着眼点の大切さも学んだ。人が普段思いつかないようなこと、思いつかないような着眼点を見つけることで人に驚きや感動を与えるアウトプットができるようになるのだろう。既存の概念を崩す、打ち壊すために、日々の出来事や、日常で感じる些細な違和感を大切にしていかなければならない。そういったようなものづくりやデザインの基礎、思考の根幹にあるべきことを再認識するという意味でも、今回の玉井さんの講義はとても勉強になった。これらを頭に置きながら、デザインの勉強をしていこうと思う。